【妄想】地縛少年花子くん・Twitterイベント②【まとめ】

下記、単行本14巻までのネタバレを含むまとめと考察です。

 

 

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かもめモンスター保育園
2020年、ツイッターに投稿されたハロウィンイベントです。

 

概要
閲覧している《私たち》がかもめモンスター保育園の人事主任となり研究員をサポートする立場に。
S研究員と施設を回り、業務理解を行う。
※施設を回る際はTwitterのアンケート機能を利用し、各所を回る

 

設定
かもめモンスター保育園はモンスター卵の楽園。
研究員たちはモンスターの育成に励んでいる。

 

施設内施設
職員寮:併設されている。泊りがけで業務に打ち込む職員も多い。
図書室:絵本から研究所まで取り揃えている。研究員からモンスターまで利用できる。
仮眠室:(休憩室と同様?)快適化のためHMM(ヒーリングモンスターミュージック)がかかっている。
食堂:研究員、モンスター両者が美味しく食べられる食事の開発を行っている。BMM(バットモンスターミール)と言う食べ物がある。

 

【情報】

一昨年:つかさが原因で幼稚園が廃園。モンスターは邪悪であるほどいいという風潮
現在:モンスターの多様化

 


登場人物
A研究員《普》
真面目な性格。悪筆だが読みやすいレポートを作る。
コンスタンスに成果を上げるタイプ。

 

T研究員《つかさ》
A研究員の双子の弟。
去年一億MP(モンスターポイント)の収益を出した功労者。
その反面、一昨年はかもめモンスター幼稚園を廃園にした元凶。

 

S研究員《桜》
主任の補佐を務めている。
趣味は収益の計算。

 

K研究員《光》
善良な性格の研究員。
性格故、邪悪なモンスターの育成が不可能だと考えられ、卵の育成にはこれまで携わっていなかった

 

MS(モンスター災害)対策主任《茜》
とげとげの棍棒を持っている。

 

去年度の最優秀成人モンスター《輝》
時々茜の想像の中に出てくる魔王輝的な見た目をしている。

 

研究所勤務の成人モンスター《葵》
無口でとてもかしこいモンスター。
しっぽはオオカミの頭になっており、踏んではダメ。

 

MS対策部の上司
主任としてやってきた自分はMS対策部の諜報部員であった。
内情を理解し、廃園にすべきか否かを探っていたらしい。
今後も主任として園の監視をお願いされる。

 

☆過去の写真
車椅子に座った四島さんと傍に立つ研究員姿のシジマメイ、そして小さなモンスター輝

 

 

みっつのモンスター卵
【】は卵時点で感じられる可能性。

Mの卵【混沌
《モッケ》→K研究員のモンスター卵に
モンスターらしからぬ輝く瞳と造形美。
しっぽ(紫のトゲ)+白い羽

3の卵【必死さ
《ミツバ》→A研究員のモンスター卵に
やる気いっぱい、産まれたときから威嚇。
しっぽ(ピンクのトゲ)+ツノ

8の卵【力強さ
《八尋寧々》→T研究員のモンスター卵に
外界への興味が強い。
しっぽ(緑のトゲ)+ツノ

 

 

このイベント内で考えられるルールについて。

研究員に怪異が割合多い。
イレギュラーは《源光》《桜》《夏彦》《四島メイ》
四島メイに関しては怪異を産んだ人物であるので、ミツバを流れとはいえ怪異にしてしまった光が研究員として配属されていてもおかしくない?
桜と夏彦はいまだに存在の概要が不明なのでイレギュラーかどうかも検討不能なところはあります。


モンスターは人間が割合多い
イレギュラーは《勿怪》のみ?

 


気になる点まとめ
誰がどのモンスター卵になるかは《アミダクジ》で決まりましたが、正直これは作者あいだいろさまの手のひらの中…。
そのランダムくじのなか、イレギュラー同士である《光》が《勿怪》を育てることに。
そして、光は勿怪に筋力トレーニングを行います。
暗に☆光が怪異に加担していることを表しているのではないでしょうか。
力の増強を促すような行為はそのように感じます。

 

他の研究員の育て方も、作品に関連している?


A研究員《知識を与える
→作中で寧々に怪異の知識を与えているところから?
仕事に追われている
→作中でも7番の仕事(会議とか自衛のための解体とか?)に追われている?
自分の役目に追われている?

 

T研究員《好きに動かした結果破壊につながる
→ミツバの時もそうでしたが、つかさは存外放任主義でどうにもなくなったら手を貸すイメージで、結果は破壊につながります
相手を思うのままに動かし、破壊へ繋がることの暗示?

 

☆つかさが過去に廃園にした幼稚園について

つかさが過去に大きな事件を起こしている暗示?


光・桜・夏彦は人間じゃない?
上記ルールに乗っ取って、研究員は死亡した人間および怪異であると前提付けるのであれば光・桜・夏彦も人間ではない可能性が出てきます

 

桜は以前から怪しんでいましたが、つかさと縁を結んでいる時点で桜は《彼岸側》の人間である可能性は高いです
死亡しているのか、死にかけているのかは謎ですが、怪異側といっても過言ではない状態なのかも。

 

そして夏彦ですが、驚異の生命力が今のところ謎な人物ですよね。
つかさにも恐れなくつっかかりますし、なんなら「女の子には優しく」なんて助言?も行っています。そしてつかさもなぜかそれに従っています(新しい知識貰ったくらいにしか思ってないのかも…?)。
…のように、桜と夏彦はつかさやミツバと関わっている時点で案外怪しい、ですし、14巻時点で夏彦は「七不思議六番を捕まえる」と言っています。
そんじょそこらの人間が単身捕まえに行くでしょうか…。正直夏彦の行動は常にマジで謎です。


光くん《神聖》説
光ですが、容姿や行動に謎な部分もないですし、人間である可能性が現時点では8~9割くらいだと思います。
ここで考えたいのは怪異ではなく別の可能性です。
逆に《神聖な存在》として此岸に干渉していて、人間とは違う可能性があります。

 

今ハロウィンイベントでわざわざ《善良》とかかれており、これまでモンスター(人間)との関わりが禁じられていた
…以下2点から《天使》的な役割なのではないかと感じました。

 

源頼光の子孫である光ですが、祖先である頼光は『光に頼る』と書きます。
神とか怪異とか関係はないのかもしれませんが、この作品の大きなトリガーになってくるのでは?と私は思っています。
最後には光に頼らなくてはどうしようもならないイベントが起こるんじゃないかな、と。
…完全に言葉遊びですが。


勿怪はなに?
上記ルールに乗っ取るのであれば、勿怪もイレギュラーです。
勿怪は《幽霊ではありません》が《怪異です》。
過去写真に出てきたシジマメイと力の差はあれど同じようなものです。
更に言うなら、怪異となったミツバは、状態的には勿怪に近い存在です。(混乱してきました)
言葉自体の意味としては、人間にとりつく物の怪が変化した言葉であり、不吉なことを意味しています。

 

…ここまで書いてわかりました。
全然意味が分かりません。
しかし、人間であるというルールに乗っ取りかくのであれば別に葵ちゃんを成人モンスターとしての登場ではなく、卵から生まれてきてもらってもよかったんじゃないかと私は思うのです。
そして、私がもしもイラストを描く側であり勿怪を卵組に追加するのなら、何かしらの意味を持たせるだろうと思います。


モンスターは怪異たちに利用される存在?
上記のルールに乗っ取って勿怪ちゃんについて考えた結果、それぞれが現時点で怪異に何かしら利用されている、振り回されている存在なのではないか。と考えました。
そして、最後に「モンスター保育園を廃園にすべきか」という質問は彼岸と此岸の境をはっきりさせるべきか、という問題提起の暗示なのではないだろうか…。

 

〇利用についてまとめると

寧々→花子くんに労働力を利用されている
三葉→つかさに利用されている
勿怪→過去ウワサを改変され利用されている
葵→現最新巻時点で生贄として利用されかけている。
輝→現時点で利用される描写はないが生活に関しては怪異退治中心みたいなので振り回されている点と、今後利用される、過去利用された可能性(怪異への異常な不快感)がある

こんな感じでしょうか。
これ以外でつながりが見出せませんでした…。


四島さんと輝の繋がり
今回、ほんとのほんとに"ワザワザ"四島さんとちいさな輝の絵が描かれて公開されたと思います。
これってまじでなんかのフラグなんじゃないかと思います。
▼いてもたってもいられず記事を書きました…。

horitime.hatenablog.com

 

あいだいろ先生のイラストをSNSをしているだけで見られるなんてなんて素晴らしい時代なんだ…。画集も買いました…。