【考察】ひぐらしのなく頃に業【鬼騙し編について】
新編がはじまったひぐらし作品ですが、とんでもなく楽しんでみています。
下記ネタバレを含むまとめと考察です。
｡・ﾟ・。｡・ﾟ・。｡・ﾟ・。｡・ﾟ・｡・ﾟ・。
今回新編として放送された『鬼騙し編』ですが、はじまりは鬼隠し編に類似していましたが、最後は全く違った終わり方をしましたね。
これまでのタイトルをルールに沿ってまとめると、
・ルールX「雛見沢症候群の発症」
・ルールY「富竹の死、鷹野の擬装死」「大石、鷹野の干渉」
・ルールZ「園崎ブラフ」「祟りシステム」
X：圭一
Y：富竹との接触、大石・鷹野の干渉
Z：村全体への疑念（園崎家への疑い、信仰心への恐怖）
稀なカケラ、条件が揃いに揃ったときに起こる惨劇らしい。
圭一が発症し村や仲間への疑念から、レナと魅音に殺されると錯覚、殺害してしまう。
事件後、鷹野による滅菌作戦が施行され村人と梨花、沙都子も死亡。
X：レナ
Y：鷹野の干渉でオカルト話を吹き込まれる
Z：村への疑念（園崎ブラフ）、オヤシロ様の祟りへの恐怖
圭一が『鬼隠し』の記憶を取り戻す奇跡を起こしたカケラ。
フラッシュバック記憶が初めて起こりえた話。
家庭環境でのストレスによってレナが発症、殺人事件を起こす。
その後も仲間への疑念が募り、凶行へ走る。
事件後、レナが雛見沢を離れている間に滅菌作戦が施工、レナ以外の村民が死亡。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
鬼騙し編
旧ルール
X：圭一、レナ（？）
Y：圭一 → 富竹との接触、大石の干渉
レナ → ？
Z： × 村や園田家への疑念はなく、祟りへの執着もない
（仮）新ルール
X：圭一 → レナを信用しようとする
Y：富竹と鷹野が行方不明、梨花の干渉
Z：村や園田家への疑念がない
（仮）新ルールは下記リンクで考えたものです。
旧ルールも記載しています。
【考察】ひぐらしのなく頃に【ルール復習とちょっと業】 - Skewered girl
業初動ストーリー。
富竹とゴミ山で接触、ダム事件へ圭一が興味を持つが仲間はみんな教えてくれない。疑念とストレスから圭一発症。（雛見沢を離れていたためその時点で発症していたが富竹の干渉によりレベルがあがる）
圭一がレナを疑い、発症の素振りを感じた梨花が圭一に干渉、惨劇回避を試みる。
一時は落ち着きを見せたが、自宅へやってきたレナが発狂、殺し合いに発展してしまう。
◇鬼騙し編の考察
・レナも発症し最後にはL５った説
節々の発言におかしな点があるため可能性高いんじゃないかなァ…（わからん）。
「レナの頑張り物語」発言、罪滅しでは鉄平とリナ殺害時にこの発言があるためなにかしら事件を起こした？雛見沢症候群を発症している可能性がある。
また、有名な「嘘だッ！」シーンでも、鬼隠しでは「レナたちに嘘ついてないよね？」と聞くシーンが「レナに嘘ついてないよね？」に変わっている。
本編での描写は少なかったが、
EDで暗い表情で重箱を抱えるレナと、自堕落な生活をする父が描かれているため家庭問題でストレスを抱えていた？
と考えられる。
別記事でも書いたが、今回は鉄平とリナが出てきた可能性は低いと思われる。
理由としては、宝探し後にレナの自宅にあるコレクションの話をしているため（リナがいると捨てられてしまう）。（アニメで描写もなくしっかり確認できていないが…）
上記のような背景があればL５発症していてもおかしくない。
圭一が自分の起こした殺人に気が付いていると錯覚（殺人の有無は不明）し、口止めのために家に向かうが圭一が警察と電話しているのを発見。
口止めだけでは足りないと殺害計画を立て、両親のいない日にもぐりこみ圭一の記憶通り殺害するために襲った可能性がある。
〇考えられるレナ発症の流れ
部活で宝探し（罪滅し編でも部活で宝探しを行った）
→『罪滅し』の記憶がフラッシュバック
→家庭環境でのストレスから雛見沢症候群を発症していた。記憶混濁？
→自分が人を殺めたと勘違い？（もしくは別要因で殺人？）
→ゴミ山で何かを隠す圭一に疑念
→自宅で警察と会話する圭一に疑念→L5発症？
・圭一だけがL５ってた説
鬼隠しの記憶がフラッシュバックしていたが、実は罪滅しの記憶もフラッシュバックしていてレナの発言がL5（罪滅し）時の頃のように聞こえていた？
（レナがおかしいと疑念→ループの記憶内でレナがおかしかったころと混濁？→罪滅しの世界線で圭一は発症していないので思い出すことは不可能か）
梨花ちゃんの「病気の圭一と沙都子」発言から沙都子同様雛見沢症候群末期近くまで進行していることを暗喩している？（この時にレナが入っていないのは発症していないか、梨花が気付いていないか不明）
疑念を晴らしきれないままレナを自宅に招いてしまう。
結果、テレビでバラバラ殺人という単語を聞いて雛見沢症候群が再進行？料理を準備する音が自分を殺す準備をしている音と錯覚。殺されると勘違いし襲い掛かった？
《疑問》
・レナ：包丁で襲ってくる → 糸のこやら紐やら用意してるのに武器が包丁？
・レナ：（アニメ）机にぶつけられた後の挙動がおかしい → 圭一の幻覚？
・圭一：あんなに刺されてたのになんで死なない？ → 自分がしたことをレナにされたと錯覚？
・圭一：入院中の首にコルセット → 雛見沢症候群のため首を掻かないようにしている？机に頭をぶつけたのは圭一？
・圭一：入院中の頭に包帯 → 頭を時計で殴られていたのは圭一？
・梨花ちゃんと沙都子の死因
案外本編だとサラリと伝えられて深堀することなく「死んだのかー」と終わってしまったがすごい重要…。
投薬治療のできなくなった沙都子が雛見沢症候群末期になったと想像。
結果梨花ちゃんを殺害？自害？
どちらにしても梨花ちゃんは絶望。沙都子が自害したなら梨花ちゃんも自害したろうと思われる。
→そのため正直、他殺の可能性は低いと思った。
L5発症していた圭一がわざわざ殺しに行ったとも思えない（魅音の発言からも圭一は無関係そう）
レナも死ぬほどの怪我を負っているのにL5状態でも無関係そうな二人を殺しに行くことはできなさそう。
鷹野が殺しに行ったとしたら少なくとも梨花ちゃんは腹を裂かれているはず。
思いもよらぬ第三者の可能性もある？のかなぁ…。
〇コミカライズ版をみて
・血の色が鮮やかに描かれているページは圭一の幻覚っぽい？（非現実的に描写されている）
・梨花ちゃんの「殺された」発言から第三者か、沙都子に殺害されたか？
・レナがL5発症していそうな描写が多い
→ゴミ山でのケンタくん人形を包む際「慣れた手付き」と称されている。
（殺人の有無は不明だが、記憶がフラッシュバックしたため初めての作業ではなかった？）
→部活後ぼーっとしていて「体調が悪い。」
（この後どうしてか沙都子が一緒についていく、発症者にレナが該当するならば沙都子がなにかしら干渉した可能性もあり）
◇これまであった疑似的ストーリーとの違いを並べると格段にルールの違いが見えてくる。気がする。
★悟史の話がミリにも出てこない。（まずバッドが出てこない）
「行方不明になった人がいるよ～。」と、これまで作品を見たことがある人はこれ悟史のことか、とわかるが知らない人が聞いてもわからない。
存在の匂わせすらナシ。しいて言うなら「沙都子ちゃんは甘えん坊だった。」発言か。
★魅音への疑念なし
大石とのかかわりは合った者の園崎家の話もでてこず、疑念に発展しない。
★梨花の干渉
惨劇回避を試みている梨花からの干渉。
レナを信じるように助言される。
★入江診療所の解体
富竹から鷹野へ距離の取り方的に含みがある。滅菌作戦を中止させようとしている？
→成功し入江診療所解体まで持っていったか。
◆鬼騙しという名称について
・視聴者を騙すの意？
鬼隠しだと思った？違いまーす(^^♪ということ？
・梨花を騙すの意？
ルールを理解していると思っている梨花を騙すという意味？
随時加筆修正していきます！
