ひぐらしのなく頃に業/見直したので改めて前提やルールを書き出してみる
下記ひぐらしのなく頃に業のネタバレを含む妄想考察と、考察メモです。
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1クール見直してみて、改めて前提やルールについて考えてみる。
ひぐらしのなく頃に業見直しました。グロシーンはほとんど目を瞑っていたので、大切なことが抜けている可能性があるのですが、何度見ても、意味わからんですね。
◆業の前提について
《世界線》
・業沙都子の元いた世界線は祭囃し編をなぞった世界線であった
⇒沙都子が半信半疑のまま繰り返した1度目のループ世界では、難なく終末作戦を終結させ鷹野を屈服させている。
それが何度か続きルチーアに繋がる描写があるため基本的には梨花の勝ち確ルートが地盤にあり、そこをを繰り返していたと考えてよさそう。
・作中では上記世界線から逸脱し、梨花の経験してきたようなイレギュラーで無秩序なカケラを繰り返している模様。
《新ルール》
・ループ主催者は【沙都子】である
・梨花の死後、沙都子が死亡すれば前世界で死んだ梨花と共にループが可能である
・ループを繰り返し続けると前作で『奇跡』と称された記憶のフラッシュバックが起こりやすくなる
⇒これはL5発症歴のあるものに限られる?それとも多いだけ?
・梨花の死亡時記憶継承が途中から(カケラ世界に残留する羽入の残り香によって)可能となった
⇒梨花記憶継承情報については沙都子は認知していない
《疑問の残るルール》
・業は祭囃し編をなぞった雰囲気世界線?
⇒細かい描写の変更(天候や小此木の利き手が逆など)から、旧作の祭囃しではなさそう。
・祟騙し以降では梨花は死亡時の記憶も残留している(鬼騙し、綿騙しは記憶なし?)
⇒時系列が不明。アニメでは鬼騙し⇒綿騙し⇒祟騙し…の順だが梨花がどのように時系列を進行しているのかは明言が無いため不明。鬼騙し綿騙しは死亡時の記憶が無いようにも思える。
《明言されてないけど存在する可能性》
・沙都子は同じカケラを何度も意思をもって繰り返すことができる可能性(梨花のループはランダムだった)…描写があるためほぼ確定?
⇒郷壊しでの指パッチンループは、自分の意志で好きなカケラを繰り返せるので何度も練習ができることの示唆であると考えられる
⇒ループ惨劇に巻き込まれた梨花はこれまでに沙都子が入念に準備、練習したため勝てないことを示唆している?
・沙都子が過去を改変しているカケラも存在している可能性
⇒沙都子の親(と思われる夫婦)の死亡事例の変動がある
鬼騙し…旅行先で事故死》男:濁流にのまれて死亡(なぜか流れる映像は血と蛆にまみれたウデ)。女:行方不明、一緒に流されたろうと思われる。
祟騙し…お祭りの日に事故死》川ではなく断崖絶壁。水はないため、鬼騙しの濁流にのまれたのとは別の死に方をしている?死亡先も旅行石ではなさそう。
…以上の相違がみられるため、沙都子が昭和58年より過去に戻りいくつかのカケラは過去改変されている可能性も存在する?
・祭具殿が2種類存在する?
⇒別途考察サイトで見かけたものなのですが、6話と17話で祭具殿の錠前の違い、建物の差があります。
エウアの仕切る祭具殿と羽入の仕切る祭具殿のふたつの建造物がある可能性がある。
6話と24話は旧作同様の簡単な南京錠が一つついている祭具殿。17話と20話は南京錠が無く、金属製の棒閂だった。
反転説が通称されていますが、それはこの世界はおかしいよ~ということを明確に視聴者にわからすための描写であると考え、今回の前提、ルールからは省きます。
◇梨花はどの梨花なのか
・シャンデリアでつぶされた梨花説
今回の沙都子はタフなので、梨花の息が引き取ってから一緒に死んだのでシャンデリアに潰された梨花をループ世界に引きずり込んだ?
肯定論☆ルチーアの記憶がある状態の梨花でないといけない(薄)
否定論☆作中時系列は信用ならないがシャンデリア梨花より後でエウアから力を貰っている感じなのでシャンデリア梨花ではない可能性高い
・同窓会梨花説
沙都子がたどり着いた祭具殿の扉が既に解放されていたため、すでに梨花が祭具殿内にいた可能性がある。
祭具殿は古手家のものしか入ってはいけないとされており、梨花以外が開錠したとしてもそのまま放ってどこかに行くことは考えにくいため。
そのため、沙都子より一足先に梨花は沙都子が主ループする反転雛見沢に飛ばされていた?
肯定論☆古手家しか開けられない祭具殿が開いていたため梨花が先に開けた。その後沙都子が来たと考えてもおかしくない。
否定論☆それにしては全体的に記憶が曖昧過ぎるのではないか(ルチーアの記憶も曖昧なのでエウアに脳みそこちょられた?)。
個人的には同窓会梨花説が強い気がします。
時系列は不明ですが、梨花は沙都子を心配し雛見沢をめぐって沙都子を探したが見つけられず祭具殿に付いた。
中に入るとエウアがおり、ゲームを思いついたエウアに捕まった?(そして記憶をまさぐられ大切なところを覚えていない梨花ちゃまの完成?)
★業の梨花は旧作の梨花とは別個体と考えた方がいい?
祭囃し編を通りルチーアへ入学した梨花が沙都子にループ世界に引きずり込まれているのだとすれば、祭囃し編と同様の動きを取ると思われる。(赤坂不在などの問題点があるため諦めに似た適当プレイをしているもかもしれないが…)
なのに、業梨花は惨劇回避の動きは取るものの終末作戦解決へ動こうという兆しが無い。(仲間に自分の悩みを打ち明けたり…などの行動をしない。)
…祭囃し風に見える沙都子の回想も違和感が多いので、旧作同様の経験をした梨花個体ではなさそう。
上記したように、梨花はこれまでの穏やかで優しい聖人君子梨花ちゃまではなく、別個体の新しい梨花ちゃまの可能性があります。
よく考察班に指摘されているのは『賽殺し』を経由していない梨花なのではないか、といわれています。(ルチーアでの沙都子への対応や、昭和58年に戻された時カケラ世界での慢心発言から…)
EDでは部活メンバーと自転車に乗る梨花のイラストがありますが、ゴミ山バックであり得ない構図のイラストです。
…事故が無かった暗喩なのか、反対に『賽殺し』を経由していますよ、と示唆しているのか今のところ不明です。
上記全てをまとめると、今作の業自体が旧作ひぐらしのなく頃にのパラレルワールド的位置に属する世界であり、全く新しいゲーム盤であると考えたほうがよさそう…。という見解を私はもちました。
古のひぐらしファンが集って旧作ではあーだったこーだったと話してもなかなか考察が進まないのは、キャラ性格の違い…なんかもあるのかもしれません。
》梨花が絶対の意志で『沙都子とルチーアに行きたい』のはどうして?
なく頃にシリーズを見てきた人はもちろん、ルチーア学園に良い思い出はあまりないと思います。…なのに梨花ちゃんは異様にルチーアに行きたがる。
都会の学校に行きたいといっているものの、ルチーアは山奥にあり外との交流は基本シャットアウトされています。
正直都会を謳歌できているとは嘘でもいえない…気がします。
絶対沙都子とルチーアに行きたい理由として、『絶対に沙都子を連れて雛見沢を高校時代までには離れなくてはいけない理由がある』と考えてもよさそうです。
他サイトでは『梨花ちゃんハウスが高校1年生の冬に倒壊するため、あそこに住んでいると梨花と沙都子(もしくはどちらかが)死亡する』ため。というものがありました。
たしかに梨花ちゃんハウスの倒壊がわざわざ描写に含まれ、綿騙しでは冬の雛見沢は豪雪地帯となる、部活で雪下ろしをするなどの発言もありました。
梨花ちゃんは昭和58年を抜けた先でもう一度ループをしている。という説です。
…力を失った羽入と共謀して、というのは難しいので、梨花は沙都子がエウアと組むずっと前から、エウアの力を借りていると考えてもいいかもしれません。
===ここから妄想メモ===
◇繋がるエウアとの関わり時系列
昭和58年を乗り越えた梨花が高校時代に沙都子の死を経験する
⇒悲嘆に暮れて祭具殿に訪れるとエウアが登場、ループする力を与える
⇒雛見沢から絶対離れるという意思から、全寮制の学校を選び沙都子を誘い受験させる
⇒受験後沙都子への対応がおろそかになる
⇒不満がたまった沙都子を祭具殿におびき寄せ、沙都子にもループする力を与える
⇒楽しいゲームが始まる
という流れなのかも、と思いました。
◇また詩音について考える
上記の時系列に、詩音も追加したいと考えています。
沙都子がいなくなり、祭具殿へ探しに来た梨花をカケラ渡りの世界に再び巻き込ませる。
その後やってきた沙都子をカケラ渡りの世界へ巻き込む。
最終、沙都子と梨花が戻ってこないことを心配した部活メンバーが探しに行き、詩音が祭具殿へやってきてカケラ渡り世界へ巻き込まれる。
…という流れを考えました。
また、別記事では詩音についてもっと書きたいです。